地方の従業員3000人の会社からITスタートアップへ。Sports×Technologyベンチャーの魅力を語る
原子力施設という異業種で働いていた彼が、どのようにしてTENTIALにジョインをしたのかを語ってくれました。
実際の業務についてわかりやすい解説と現在どのような活躍をしているのかも語ってくれています。
ープロフィール
澁谷海斗(シブタニ カイト)
<経歴>
青森出身/高卒で原子力施設に就職。
その後ベンチャー 企業数社でインターン、昨年TENTIALへ
TENTIAL経営統括室 財務・経理・法務
ーTENTIALに入る前の話
Q:原子力施設で働いていた経験があるとか?
TENTIALに入る前は、高校卒業後に原子力施設に就職して働き、2年前に上京してからは、スタートアップで数社インターンをしてました。
原子力施設だとよく具体的な仕事は何をするの?と聞かれるのですが、U,Puといった放射性物質の分析業務をしていました。化学の実験を難しくしたような仕事でしたね。
ただ、原子力施設って何やってるか分からないじゃないですか。なので、貴重な経験ができそうだと思い、それが大きな決め手で就職しました。
工業高校は高卒で就職するのがあたりという環境で、高校の友達は8割くらいは就職をしていましたね。
そこから2年前くらいに東京のスタートアップやベンチャー企業に憧れて上京してきました。メディアをやったりキャラクターを使用して配信活動をするバーチャルyoutuberをプロデュースしたりしていました。
ー転職に伴う環境の変化や心の変化
Q:地元の企業→都内IT企業に転職は大きな環境の変化になると思いますが、どんな心境の変化があったのですか?
地元の企業で働いていた時に、CASHというサービスを見たのがきっかけです。そのサービスは対象の物を撮影するだけでブランドや商品の状態から算出して買い取ってくれる、即時買取サービスでした。
リリース前にツイッターでこのサービスが出ます!という記事をみて凄く興奮したのを覚えてます。
当時、ブランドのバッグや革製品などを古着屋を巡りながら友達とよく探していました。
ただ、服やブランドについての知識はなかったんですよね。
そんな時に先ほど説明したサービスを使えば、スマホ一つでその年代のそのブランド品はどのくらいの価値のあるものなのかをすぐ検索することが出来るようになったんですよ!
当時、そんなものがスマホ一つで価値までわかってしまうことが天才的な発明だと思ったんです。よく分からないけど東京のIT企業すげー!と衝撃を受けてました。
ーTENTIALに入ったきっかけ
Q:TENTIALに転職したきっかけやなぜTENTIALを選んだのか教えてください!
1年半程前に海外でCasperやDollar Shave Clubといった、D2Cが流行っているということを知ったのがそもそものきっかけでした。
そこから日本でもD2Cをやってる企業ってあるのかな?って調べたんです。
今だからこそ書籍があったりネット上に情報がたくさんあるんですけど、当時はほとんど情報がなくて、海外の記事を翻訳して読まないといけないぐらいだったんです。
そんな時にTENTIAL代表である中西がD2C関係のことを呟いていて、話を聞きに行きました。
TENTIAL以外にも10社程、ベンチャー企業から上場しているIT企業まで検討してたんですが、”スポーツへの思い”と”D2C”というこの二つの軸が決め手でしたね。
Q:スポーツへの思いを具体的に教えて欲しいです!
最近とても強く感じたことなんですが、弟が現在高校生でバドミントンをしていまして、チームが弱く、指導者もメンバーも熱量に大きく開きがあるみたいなんですよね。
それを見かねた他校の先生や選手が弟を誘ってくれて、強いチームで練習などを行う許可をもらえたみたいなんです。
ただ青森は田舎なので、電車やバスだと本数が少なく、練習場に着く頃にはほぼ練習は終わりかけいて、やはり物理的に厳しいのが現実だったんですよね。
田舎の「環境」が可能性狭めてしまっている部分があったりと、単純なスポーツ部分だけではなく地方行政や教育と行った部分が絡む面があり、大きな問題がまだまだあるのだと感じました。
大きく難しい問題ではあるんですけど、誰もが持っているポテンシャルを最大限に発揮できないことがすごくもどかしく感じます。
それが「環境面」なのか「競技面」なのか、色々な側面があるとは思いますが、人が持っているポテンシャルを最大限発揮させてあげられる手助けをしていきたいと思う気持ちをとても強く持っています。
それをTENTIALから発信することが出来ると確信してるので、なんとか形にできればと取り組むばかりです!
TENTIALメンバー全員でそのような大きな問題にも立ち向かって行きます!
ーTENTIALメンバーについて
Q:TENTIALのメンバーはどんな人たちですか?
TENTIALのメンバーは、スポーツで全国大会に出場経験がある人たちが多く在籍しています。元日本代表とかが当たり前にいるので錯覚してしまうんですけど、シンプルに凄いですよね。笑
もちろんスポーツで成功して来た人だけではなく、ビジネスマンとして優秀な成績を納めてきた人も多く在籍していて、代表の中西をはじめ、大手外資企業のIBM出身のメンバーなどもいるのは刺激的な会社だと日々感じています。
またインターン生に関してもとても優秀な子たちがインターンを志望して来てくれていて、東大生をはじめ、優秀な学校から授業の合間を縫ってインターンにきてくれています。
みんなが仲良く温かい雰囲気がありながら、志高くそれぞれが取り組んでいる会社だなと感じています!
ーTENTIALでの仕事内容
Q:TENTIALでの仕事内容を皆さんにもわかるように詳しく教えてください!
TENTIALでは、財務や経理法務などバックオフィスと言われる業務を主に担っていて、他にも物流・生産管理周りも業務としていました。
物流・生産管理に関して現在は、商品の梱包や発送を全て自社でやっているので、仕組み化とオペレーションによる圧倒的なコスト削減ができています。
内製だからこそ受注ごとに梱包や同梱物をカスタマイズして一人一人に最適な体験を届けることを今後考えています。
バックオフィスに関しては、会社の資金周りや法律周りがメインです。
会社を運営していくには欠かせない部門であり、土台となる部分です。
スタートアップということで、大手などの安定しているところよりも難しさはあるのかと思いますが、学びは多くありますし、今後引き続き土台をしっかり作っていきたいなと思います!
ーTENTIALの魅力について
Q:TENTIALの他の会社にはないような好きなところは何ですか?
業務とは関係ないんですけど、メンバーの誕生日をみんなでお祝いする文化があり、僕も誕生日の時プレゼントをいっぱいもらって嬉しかったです。誕生日をみんなで祝ったり、暖かい雰囲気のある会社ですね。
最近だと、みんなでオフィスでカンガルー肉を食べました。
高タンパクで脂質も少なく、スポーティーだなぁと思いながら食べてました。笑
小さな楽しいイベントがたくさんあったりするところは、TENTIALの好きなところです!
ー今後の目標など
Q:今後の目標を聞かせてください!
TENTIALは、みんなのポテンシャルを引き上げる存在でありたいと思っています。
自分の経験から来てる部分も大きいんですけど、表に出て活躍してる人だけじゃなく、今スポーツをしてるその人、スポーツに関わってるその人、全員を支えることができる組織でありたいです。
今後も皆さんにポテンシャルと笑顔を届けられるように歩んでいきたいと思います!